※日本語変換や環境によっての差異について補記(2019/01)。
個人用メモ。10年くらいまえの案件で入力文字制限の議論で登場した文字、すっかり忘れていたのを思い出したのでメモしておきます。
DELの制御コードはキーから入力できる
入力処理のテスト仕様書殺しの文字として、DELキーによる削除と同等の動きをする「削除文字」があります。文字コードは7F。これなんですが、Windowsのメモ帳だと「Ctrl + BS」で入力できます。これをコピペした時の動きなどが結構考慮から漏れるので、入力系の独自コントロールを作った場合など、ペースト処理やいろんな入力チェックに交えておくと嫌がられるかと思います。
その他、テストで試しておくべき文字は下記にまとめました。
日本語変換の環境によっては入力できない
前述の「notepadだとCtrl+BSで入力できる」という件ですが、ジャストシステムのATOKがインストールされた環境ではできませんでした。そもそも、ATOK自体がCtrl+BSを再変換か何かに割り当てているため、キーバインドがかぶってしまっている様子。また、その設定を解除しても入力できませんでした。もしかしたら設定として割り当てを消しても、Ctrl+BS自体をATOKが先取りしてキャンセルしているのかもしれませんね。
というわけで、日本語入力系の違いによっては入力できたりできなかったりするので、テスト環境の構築やらテストの網羅性を考える場合などには注意が必要かもしれません。
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