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日常茶飯事とお仕事と

ビックカメラの時計修理がひどかった件

かれこれ1年前のことなんですが、やっと昨日片付いたので書いておきます。ビックカメラで下手なベルト修理された時計がやっと復活しました。期待通りの復活ではありませんが……。


カシオのアナログ時計、オシアナス(OCW-T750)を使っていました。もう数年前のモデルなので、新品は楽天Amazonでは手に入りにくいですね。

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持っているやつの色は黒。癖があるのでどうかとは思ったのですが、ありがちなシルバーではおもしろくないと思ったのが黒を選んだ理由です。

で、これのベルトをつないでいるピンが抜けてしまいました。2011年の名古屋長期出張の時です。自転車で移動していたのですが、そのときの住まいであったウィークリーマンションの自室に戻って、椅子に座ったとたん、テーブルに時計が落ちました。よくまぁ外で落ちなかったものです。で、このピンというのがCリングと呼ばれるリングで固定された細い金属棒で、専用の工具が無いとつけられません。そもそもそれが外れたってことは何かしら問題がある可能性があるので、その場は時計を外して、出張から戻ったら直そうと思っていました。

ビックカメラ川崎店に持ち込む

時計はラゾーナ川崎にあるビックカメラで購入したものだったので、あまり何も考えず、時計売り場の修理窓口に出しました。ある程度規模のある店だったし、なにより購入店でしたので正直「大丈夫だろう」と思っていたのです。で、戻ってきた時計はこんなことになってました。

  • Cリングではなく、割ピンと呼ばれる別の部品がピン穴に突っ込んであった
  • 黒いベルトの塗装が禿げていた & ベルトの銀色部分も傷がついていた

塗装の禿げ

受け取った時に確認すべきでした。最初に気づいたのは塗装でした。出す前にさんざんベルトは見ていたので、異変があることは見ればすぐにわかりました。塗装が禿げてる。さらに、ベルトに配されている銀色の部品も傷がついている…。出したときと状態が違う…。すぐにおもったのは

  • 自分の見落とし?もともと禿げていた
  • 修理の過程で傷がついた
  • ベルト自体を別のものと替えられた?

残念ながらこれを確認する術はもうありませんでした。時計の状態に気づいたのは受け取って土日を超えた翌週。店に持って行っても「修理でなにかされた」ことを主張する材料がありません。しまった……前後で写真を撮っておくべきだった……と思っても後の祭りでした。

Cリングと割ピン

当初は、もしかしたら自分がつけた傷に気づいていなかっただけだったんだろう、と割り切りかけていたのですが、改めて時計のベルトを見て気づきました…。

「違う部品で修理されている」

時計のベルトをつなぐピンが、当初のものと異なります。割ピンと言われる、くさび状の棒を縦に割ってあわせたものが突っ込まれていました。これは片側の「太い方」の断面を見れば、中央に割れている線が見えるのですぐわかります。この時計はもともと、もっとしっかりと固定する「Cリング」と呼ばれるものを使っていたはずですが、修理方法を間違えてます…。

この時点で「ビックカメラにやられた」と確信しました。ですが、これをビックカメラに持って行ったところで、また下手なことをされるのがオチ。また、すでに時間がたっているものを説明するにも、こういうことを平気でやる相手や店舗が相手だと常識が通用しない可能性があります。

そうこうしているうちに、別の箇所もピンが抜けてベルトが外れてしまいました……。どうなってるのカシオ!?それともビックカメラなの?もう誰が悪いのかわかんないよ!


最終的な結論は、カシオに自分で持ち込む、でした。

カシオの修理窓口へ

なかなか休みが取れない仕事が1年続いたのですが、やっとまとまった有給休暇が取れるようになったので、家族と遊びがてら、横浜のみなとみらいにあるカシオの修理窓口に時計を持ち込みました。

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修理窓口は、横浜ランドマークタワーから道路を渡って陸側の向かいにある、日石横浜ビルの16階にあります。一見普通のオフィスビルなので、本当に入っていいのか疑問に思いながらエレベーターに。16Fに到着しても、そこも普通のオフィスビルのフロア。壁についている案内板を頼りに廊下を通り、修理窓口と書いてあるガラス張りのドアを開けました。

窓口はちょっとしたベンチと、カシオのデジカメの展示、それに対面式のカウンターと椅子が2組用意されています。ドアを開けるとチャイムがなって、担当の男性が現れました。以下のように事情を話し、費用の見積もりをお願いしました。

  • ビックカメラに持って行ったところ、割ピンでベルトを直された上、別のところも外れてしまった。
  • ほかにもピンの緩みや抜けそうなところがあるかどうか不安。
  • 修理の際にベルトも傷がつけられ、塗装が禿げてしまったので、ベルト自体の交換費用を教えてほしい。

いったん担当の人が奥に戻り、しばらくしてカウンターに帰ってきました。答えは

  • ベルト全体の交換は工賃込み(工賃約5,700円)で33,000円ほどになる。
  • ピンの緩みはほかには無い。
  • 割ピンを使われているところはもう1カ所あり、どちらも錆び付いて固着しているので外れない。
  • 割ピン部分はこのままにして、抜けているピン1カ所だけを挿して使うのをお薦めする。それであれば無償で対応する。

あー、3万円オーバーですか(笑)。7万円の時計、それも機能部分じゃないところの交換で半額近くってのはちょっと厳しいですね。塗装のハゲはしょうが無いってことですか……。仕方ないので、推奨通り、ピンで留める作業だけをお願いしました。ついでに娘のBaby-Gの電池交換もお願いして、1時間後完了と告げられました。

話の中で、割ピンでの対応は正しい対処なのかと聞いたところ、やはり駄目とのこと。また、家電量販店に出してもカシオに届くのか?との問いに対しては、取引のある店舗であればメーカーに出すはずとのこと。ビックカメラがどうこうということについてカシオの人が言及することはありませんでしたが、対応が適切でなかったのは確かなようです。

一応の時計復活

ベルトの塗装禿げは結局どうにもなりませんでした。自分としては、ベルトごと別のモノに替えられたのではないかという疑惑が未だに消えていません。また、抜けたピンはベルトの調整で外すことが想定された箇所でした。もしかしたら、購入時のベルト調整および最初のベルト取り付けの時点ですでに割りピンが使われていて、それが抜けたのではないか?とも思うのですが、実際のところはもうわかりません。

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何にせよ、今後はビックカメラをはじめとした家電量販店のメンテナンスは信用しません。まさに、買い物ではありませんが「安物買いの銭失い」の典型例みたいな事例でした。

後日談

で、そのあとなのですが、また半年くらいして、残っていた割ピン、それも錆びるような素材のものがさびて折れてベルトが外れてしまいます。その後、いやになって3年半ほど放置した後、ベルト交換をおこなったのは2017年春。それまでは古いMR-Gでしのぎました。MR-Gは全部割ピンでとめるタイプのベルトなのですが、こちらもピン穴が緩んでピンが抜け落ちるようになってしまっていたので、透明なマニキュアでピン穴を全部固定してピン抜けを防止しています(むちゃくちゃだ!)。

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