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日常茶飯事とお仕事と

OracleとVisual Studio 2010での開発はどうするの?

正直、最新環境が全然わかりません。以下の資料をみておこう…

【セミナー動画/資料】1から学ぶ!.NET + Oracle Database 11g アプリケーション開発入門
http://blogs.oracle.com/oracle4engineer/entry/1net_oracle_database_11g


ODP.NETを普通に使ってよいのね。その辺はかわってないのね。ODP.NETのダウンロードは以下のサイトから可能みたい。ちなみにアカウント登録が必要なのでまだ作ってない人は新規作成が必要です。

ODAC 11.2 Release 4 (11.2.0.3.0) with Oracle Developer Tools for Visual Studio
http://www.oracle.com/technetwork/jp/topics/index-087744-ja.html

どっちのバージョンを使うべきか

今回扱うオラクルデータベースのバージョンは、11.2.0.1.0。恐らくこれに同梱されているODP.NETは11.2.0.1.2。一方、先ほど書いたように最新版のODP.NETは11.2.0.3.0。これ、どっちを使うべきなんでしょうか?接続して処理するには、最新版のODP.NETでも前のバージョンのオラクルデータベースに接続できます。ですが、「どっちにすべき?」というのが判らない。新しい方を素直に使ってよいのかどうか…。


11.2.0.3と11.2.0.1.2の違いは http://docs.oracle.com/cd/E20434_01/doc/win.112/e23174/whatsnew.htm#i969790 に記載されていました。前のバージョンでのそれ以前からの変更は…

  • 11.2.0.1.2で初めて.NET Framework 4に対応。
  • 11.2.0.2でTimesTeninメモリデータベースをサポート。


そして、最新版での変更は

  • ADO.NET Entity FrameworkとLINQ Entitiesのサポート。
  • WCFデータサービスとODataへの対応*1
  • ストアドプロシージャに対して、暗黙的にREFカーソルバインドを行える。


最後の方、よくわかりませんが、Entity FrameworkもWCFデータサービスも使わないだろうし、多分機能だけ見れば古い方でもいんでしょう…。ですが、上記のような明確な更新以外にもバグフィックスがされているならば、新しい方が良いのでしょう…どうしたものか。

参考

Database Data Access Componentsドキュメント 11g リリース1 (11.1.0.7.20)
http://docs.oracle.com/cd/E16636_01/index.htm

*1:Open Data Protocol