misc.log

日常茶飯事とお仕事と

直近の開発環境設定についてのメモ

今度やる案件で使うツールの導入と初期設定等をやっているので、ちょっとメモしておきます。

StyleCop

コードの規約違反を洗い出すツール。Visual Studio拡張機能として導入し、プロジェクトを右クリックして実行すると、事前に決められたルールにソースが適合しているかどうかを確認して警告を出してくれるツールです。下記のVisual Studio Marketplaceで拡張ツールのインストーラーをダウンロードしてもいいですし、NuGetでマネージメントコンソールから

Install-Package StyleCop.MSBuild -Version 5.0.0

のように打ち込んでもインストールできます。

marketplace.visualstudio.com

初期設定だと、コメントの日本語をスペルミスとして検知したり今ひとつなところがあるので、一度簡単なサンプルで試して最適設定を探しましょう。また、警告メッセージが

GhostDoc

C#Visual Basic.NETのXMLコメントを、Shift+Ctrl+Dで追加。その際に引数や内容からある程度の初期文字列を事前設定したり、SeeAlsoなどの追加記述を自動的に挿入する拡張機能です。こちらもVisual Studio Marketplaceからダウンロードできるので、インストールして利用できます。

marketplace.visualstudio.com

このツールですが、初期状態では追記してくれるコメントがすべて英語になっているため、日本の開発環境ではちょっと使いづらいと思います。自動追記されるメッセージはすべて設定画面から書き換えられますが、設定記法が少し難しいためなかなか思うように書き換えられないかと思います。下記のブログの方が用意してくださっている日本語設定を設定画面からインポートすることで、よく使う文章が日本語になるので、こちらも併せて利用しましょう。

blog.nextscape.net

GhostDocの日本語設定サンプル
https://blog.nextscape.net/~/media/Blog/zip/Japanese.zip?la=ja-JP

Visual Studio Code

これは今回に始まったものではないのですが、今回、ちょっとした資料や情報共有にMarkdown形式のファイルを使おうと考えているので、Markdownのエディター、プレビュー確認用に利用しようとしています。また、拡張機能の「Markdown PDF」をインストールすればそのままPDFファイルにも変換できるため、コーディング規約や各種伝達事項などもこれで資料化すれば見やすいものになるかと。

新人のPC(Windows7)でIISを使ってASP.NETアプリを動くするようにする手順概要

忘れないようにメモしておきます。詳細は書いてませんので適宜よろしくです。ここでは、Windows7をWebサーバーとして動かし、.NET Framework 4.0として作ったアプリを動かせるようにするまでの過程を書いています。また、PCにはVisual Studioがインストールされているものとします。

IISを使えるようにする

コントロールからアプリのインストール画面を開き、「Windowsの機能の有効化または無効化」から「インターネットインフォメーションサービス」を選択。おそらく導入するものを細かく選べるようになっているので、IIS本体と管理用コンソール、開発用の選択肢からASP.NETを選択します。まずはここから。

次に、Webサイトとして公開するフォルダをPC上に用意し、IISの設定画面からそのフォルダを公開するための設定を行います。その設定確認として簡単なテキストを表示するHTMLファイルを用意し、実際に自分のPCのブラウザーから表示されることを確認しましょう。

次に可能であれば別のPCから接続できることも見ておくと面白いでしょう。ただ、この場合、WebサーバーとしているPCのWindowsファイアウォール設定などでIISの通信を遮断しないように設定する必要があるかもしれません。

ASP.NETを利用可能にする

  • Windows7IISは、初期状態ではIIS上で設定したWeb アプリ(フォルダ)に.NET Framework 2.0しか割り当てられません。なので、Webサイト自体の設定からアプリケーションプールの選択肢として.NET Framework 4.0を選択できるように設定します。
  • Webアプリを追加し、アプリケーションプールの設定から.NET Framework 4.0を指定可能にします
  • この時点ではPCがASP.NETを使える設定になっていない可能性がありますので、以下のサイトの手順にしたがってASP.NETを有効化してください。

www.projectgroup.info

  • 次に、Visual Studioから簡単なWebアプリを作り、プロジェクト右クリックから「発行」を選択して上記手順で作ったWebアプリの実フォルダを発行先にして発行します。


とりあえずこんな感じ。なお、ユーザーの権限が弱い場合各所で権限のエラーが出る可能性があります。一番面倒なのはWebサイトとして公開するフォルダにアクセスできないというものである可能性があるため、その場合は管理者権限でセキュリティ設定からフルアクセス可能にするなど対応を検討してください。

独習ASP.NET 第5版

独習ASP.NET 第5版

ASP.NET MVC 5 実践プログラミング

ASP.NET MVC 5 実践プログラミング

ハードディスクをコピーして入れ替える作戦

先日、自宅PCのHDDに不良セクターがあるという話を書きました。

www.backyrd.net

これを片付ける方策について考えていたのですが、下記の製品を使って新しいHDDに今の内容を丸々コピーする作戦をとってみようと思います。これなら面倒なOSの入れ替え~各種アプリ等の再設定といった作業が不要になりますし、それらを全部やったとしたら、コピー装置の3,000円ちょいくらいの金額、時給換算で十分もとがとれるという算段です。

HDDはコスパ重視で、Seagateの3TBに。あと2000円出せば4TBにできますが、今のところ2TBでもギリギリ足りてますし、少しでも安くしたいのでこれで。

問題は今のハードディスクの一部に不良セクターがあるところ。上記のコピー用アダプターのレビューには、読み取りで問題が起きているHDDからのコピーにも時間がかかったものの成功したという話も出ていましたので、賭けてみる価値はあるかとおもいます。最悪無理でも、取り外したHDDを接続して内容確認などをする際の外付けアダプターとして使えるので、そちらの用途で……。